古民家の耐震補強のテクニック②

お盆が過ぎて、朝晩の暑さが少しは緩んできたように感じます。

広い建物の全面改修で時間がかかっていたのですが、ようやく刈谷市耐震改修補助事業の中間検査を受けました。昭和56年以前の木造住宅であること等条件に合う場合に120万円の補助を受けることができます。

前回は基礎の状態でしたが、柱、横架材の入れ替えがほぼ終わり、筋交い、柱金物の施工がされてます。古い建物で石場建てのため、内部に新設基礎の耐力壁をバランスを考慮して配置してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ三河地震(1945年、昭和20年)を経験してる建物で広縁の通柱にヒビが入ってるのをよく見かけます。無傷の時もございますが、広縁部分に鴨居などが入っていて4方から通柱を支える格好になってる場合が多いです。差し鴨居をうける通柱の欠損部で折れないように、広縁側に梁をいれてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋内での段差を小さくするために、玄関の外に階段を作って玄関土間をあげる時に邪魔になる2階梁を上げてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔の家は外に階段がなく、玄関土間と玄関ホールの段差が大きいことが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末は、富士吉田火祭りロードレースに参加してきます。標高が高いところの高低差のあるレースです。練習をして初めて挑んだ思い入れのあるレースです。2年前からどれだけ成長してるか楽しんできます。

先週のガーミン44.4km